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NY(一時)帰り。 [見たこと 聞いたこと]

感動した。

NYへジャズ留学している千里クン(大江千里)が
一時帰国し、代官山と高円寺でライブをしました。
長年所属していた事務所を2007年いっぱいで離れ、
単身NYに渡って、かれこれ4年近くなるのでしょうか。
近況はブログやツイッターなどで知ることはできても、
日本でライブを観る機会はありませんでした。

チケット予約で一瞬で遅れてダメかと思った私でしたが
運よく追加公演が決まって、参加することができました。
生の演奏を聴くのは、この時以来です。


会場は高円寺にある醍醐という
純情商店街にある洋食屋さん。
お店の雰囲気もアットホームで
誰かのお家にお呼ばれされた
そんな感じの25席の空間。
どきどきするような距離感の中
ライブは始まりました。


最初に感じたのは、ピアノのタッチが変わったなぁってこと。
タッチが変わると微妙な間の取り方も変わってくると思うし、
生まれる音の種類や表現の幅も変わってくる訳で・・・・・
日本を離れる前に聴いていた千里クンのピアノが、
もっともっと自由に生き生きとしているように聴こえました。

もちろんNYでがっつりジャズの勉強をしているから
ってこともあるけれど、楽しそうに軽やかに、時には
力強くピアノに向かう姿を見て思ったことは

この人にとって、日常がジャズなんだ ってこと。

日本を離れる前に何度かトリオライブなど、
ジャズを奏でる大江千里を観る機会がありましたが、
どこか「ジャズやりますっ!」って気負いというか、
肩に力入ってない?って思う瞬間があったけど、
今回4年近くぶりにピアノを弾く千里クンには、
そういう余分な力が感じられなかった。きっと
今観ている姿が、今の彼の日常なんだなぁって
・・・すっごいえらそうだけど、そんな風に感じました。
そして音楽と、ジャズと向き合っている日常が
とっても充実していて楽しいんだろうなぁと、
そこかしこに感じられてうれしかったです。

NYにいっちゃった時は、もう帰ってこないかも(涙)
って思ったりもしたけど、こうして日本で観る機会は
今後もありそうなので、次に会う時にはもっともっと
もっとかっこいいピアノマンになって帰ってきてね
そんな風に思いました。幸せな夜をありがとう☆
        醍醐のごはんもおいしかったです。





デュオ

デュオ

  • アーティスト: 河上修、大江千里
  • メーカー: ジャージャージャーレコーズ
  • 発売日: 2010/12/22
  • メディア: CD



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コメント 2

ちはや

大昔、大江さんのファンクラブに入ったことがあって、数回ですがライブへ行きました。その事を懐かしく思い出しました。
今は、ジャズを演奏してらっしゃるのですね。25席の空間、アットホームです!楽しい時間良かったですね♪
by ちはや (2011-02-27 00:30) 

とんぼ

>ちはやさん
ちはやさんもKidsのメンバーだったんですね!
今はNYでジャズを勉強していることもあって、
今回はジャズライブでしたが…今後はどうなるかなぁ。
ピカピカの衣装を着て歌い踊る頃からは、
想像できなかった展開ですけどね(笑)。
少し恰幅もよくなって髭も残してて、あの頃より
ずいぶんおっさんになってますけど(爆)
でもやっぱり大江千里は大江千里だなぁと
しみじみ思った夜でした。もう50ですからねぇ。
今回は40+40+25+25人しか観るチャンスが
なかったのですが、機会があったらぜひ☆
by とんぼ (2011-02-27 10:22) 

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