科学と学習。

その日がやってきた。

2012年に東京で金環食が見られる

と知ったのは、かれこれ30年前のこと。


今はなき 学研の学習雑誌『×年の科学』で、
太陽と月の食について特集されたページに、
30年先の今日のことが書いてありました。


皆既日食や金環食は日本では見られないものだと、
勝手に思い込んでいた ちびっこ小学生だった私は、
日本の、しかも東京なら、自分も見ることができるかも
と、ぼんやり思いつつも・・・・・

30年後　東京にいる自分は想定していなかった

ような気がします（苦笑）


だって　それ以前に、


1999年に地球が滅亡したら、
どっちにしたって見れないじゃん


などと考えていましたから（爆）




1999年に地球が滅亡することもなく、
無事2012年を東京で迎えることになり、
曇天でしたが、なんとか金環食を見れました。


結婚して子供もいて、
子供と一緒に見てるのかな　なんて
30年前の私は思っていたけど、
自分の部屋でひとりで見ていました。

30年前の自分が知ったら、
ビックリするかもね。

まー結婚も、とか子供も、とかより、
東京に住んでいる自分に。


雲の向こうに見えた
きれいな輪っかの太陽を見ながら、
そんなことを考えていました。


しかし　不思議な明るさというか暗さというか、
夜じゃないけどぼんやり暗くて、そうだなぁ
お天気がいい日に突然雲が立ち込めて
夕立でも降りそうだな・・・って感じの暗さだった。
そりゃ、動物が夕方と勘違いするよね。


明日の東京は雨の予報。
1日違ったら、まったく見えなかった。
神様に感謝しながら過ごそうと思います。

30年分のありがとう、ね。


使った日食グラスは、こちら。
2009年の皆既日食用に買って
その時は使えなかったもの。
ようやく陽の目を浴びました。
ちなみに購入したお店は、
名古屋の東急ハンズでした。
2009年春ツアー遠征ね（笑）