動物園の台所。

楽しかったですぅぅー！

以前、早朝の動物園を訪れた話を書きましたが、
今回は真っ暗な夜の動物園のお話。

開園時間を20：00まで延長していた上野動物園で、
とっても楽しいイベントに参加してきました。

それは「のぞいてみよう！動物園の台所」。

普段は入ることができない動物園の調理室や
冷蔵庫などを見てみようという見学ツアー。
延長開園をしている「真夏の夜の動物園」期間中
毎日開催はされていたのですが、定員が1日30人。
ちょっと頑張って早く出かけて、ヤブ蚊と戦いながら
なんとかその30人に入って見学してきました♪



いつもは閉じられている関係者用の入口が開けられ、
消毒用のマットで足元を消毒して、いよいよ中へ。
そして30人が3班にわかれ、1班ごと係の人について
調理室や食糧保管庫などを順に見学していきました。





とっても気になっていたのは、冷蔵庫の中身。
どんなものを食べているかは知識として知っていたり、
なんとなく事前に想像したりはしていたけれど、
思っていたよりも種類は豊富で、良質なものが
置いてあったなぁという感じ。そりゃそうだよねー
動物だっておいしくていいものが食べたいもん。
小さな町のスーパー並みの品ぞろえはあったかも。
食材の入った段ボールにゴリラ用って書いてあったり、
カワウソ用とかペンギン用という札が置いてあるから、
ここは動物園だった・・・ってわかるくらいの違い（笑）
ま、スーパーには、ありんこの塊が冷凍されてたり←アリクイ用
動いているワーム（小さな虫）とか保管してないよね（苦笑）

だってーこういうもののある訳よ。
ちなみにこのヨーグルトはゴリラ用。
ヨーグルトが本当の目的ではなく
薬を飲ませるための道具だそう。
飼育員が「手を出して」って言って
出した手にこれを塗るんですって。
で、ゴリラはおいしいヨーグルトが
食べられると手を出すようになり
それを利用して薬を飲ませるんだそうな。ゴリラさんったら・・・
脂肪ゼロを使っているのは、乳脂肪分は必要ないからだとか。

一番興奮したのは、冷凍された大きな骨。

開始時間まで列に並んで長い時間待っている間に、
まわりにいた子供たちといろいろ話していたのですが、
「トラやライオンの檻にある大きな骨見たいねー。」
って言っていたら、飼育員さんが見せてくれました。
もー子供たちも私も（笑）大興奮！楽しかったー！

時々古い道具なども置いてあり
歴史の長さを感じる上野動物園。
この赤い「北極クマ用」の札も、
いつから使っているんだろうね。
こういうのがあちこちにあって
パンダ用っていう札もあったよ。
きっとジャイアントパンダがいた頃
作られたんだろうなぁとしみじみ。

調理室は思ったよりも全然狭くて
この小さな部屋で園内すべての動物の
ごはんが作られてるんだなぁと思うと
なんだかしみじみしちゃうよね・・・・・
学校の給食室のようなスペースでした。
電子レンジも置いてあって使うそうな。
以前から動物園の裏側を見てみたいと
思っていたのでうれしかったし、ホントに
ホントに楽しい時間でありました。


今年の「真夏の夜の動物園」は
16日（月）で終了してしまいました。
園内はあまり見学できなかったけど
真っ暗な動物園は不思議な感じ。
動物のストレスを考えて、園内も暗く
開催期間も短いけれど、また来年も
開催されるといいなぁと思います。
来年はがっつり行きたいなぁー。





余談・・・・・・




ゴリラさんはきゅうりを食べるのね
・・・・・・それだけ（笑）

コメント 2

興味津々で読みました！
まだまだ知らない事が
世の中には あったわ～。
by さとうもなか (2010-08-18 10:03) 

＞さとうもなかさん
ホントまだまだ世の中には
知らないことがたくさんあるんだよね。

本文中で書かなかったけど、
食べ物には季節感を出すようにしてるだって。
写真にはスイカをのせたけど、梨もあったよ。
積極的に季節の果物や野菜を食べさせることで
メリハリをつけるって言ってたなぁ。人間と同じだね。
by とんぼ (2010-08-18 13:19)