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歌は初めてでした(笑) ~21夜~ [幸之助ばか日記]

幸之助ばかにとって年1度の祭典「お台場フォーク村」

6年目の今年は、会場をzepp tokyoに移し、タイトルも
「坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックス」と変更され、
チケット代もちょっぴりデラックスになって(笑)の3日間。
日数は減りましたが、豪華ゲストが次々に登場する
例年以上ににぎやかな”村まつり”になりました。

もう記憶が薄れつつあるのですが、老後の楽しみに書きつづる
自分のための感想文をちょこっとだけ。 注:ネタバレ含みます。

2008年最初の夜は、 第21夜
「さだまさしライブ 三十五年坂(崎)」 でした。

さださんを拝見するのは、実は2回目。
生まれてはじめてさだまさし は、野球だったりします。
しかーも 対戦相手は、松山千春選手 ←千春流に呼んでみた(笑)
かれこれ30年近く前に、広島市民球場で行われた
さだまさしvs松山千春の野球対戦を観ているのだっ!
純粋に野球の対決で、歌はいっさいなしのイベント。
地元のラジオ局@RCC主催のイベントで、入場無料。
1塁側のさだベンチの真上に陣取って、さださんを応援。
それ以来のさだまさし体験が、今回のフォーク村。
30年近く経って、ようやく歌にたどりつきました(笑)

フォーク村は6年連続 すべての夜に参加していますが、
さださんが登場するなんて・・・夢にも思っていませんでした。
しかーも、グレープもレーズンも一緒に楽しめるなんて。
フォーク村ばんざい!フジテレビばんざい!きくちPありがとう!
そして (吉田さんの)有給休暇ばんさーい!!(爆)

さださんのみならず、どのゲストも素晴らしかった。
ちょっぴり大人になった 1年ぶりの兄弟デュオ・ピースに、
すっかり大人になった 解散直前の平川地一丁目に、
「友情出演じゃなく普通に来たいです」の森山直太朗さん。

そんな豪華なゲストの演奏を聴いた この夜
もっとも強く感じたのは、歌は魂の叫び  だということでした。

実は前日の高見沢さんのソロライブを観て思ったことと、
同じ感覚、同じ感情を、この21夜に感じていました。
・・・えーっと これは「まほろば」が演奏されたからそう思った訳ではないよん(ぼそ)
うまく書き残せない自分の表現力が悔しいのだけど、
メロディや歌詞という耳から入っていくる情報以外に
聴き手の心を打つ、心を動かす衝動があるとするなら、
その源は その人の歌心というか、歌魂ではないかと。
21夜はいろんな魂を見ちゃったなぁって感じでした(なんじゃそりゃ)

ピースは相変わらずギターうまいしハモばっちりだし、
MCもちゃんといろいろ考えた上で一生懸命やってるなぁ、
かわいいなぁって感じ。もっともっといろんなものを吸収して、
いろんなことを経験して、酸いも甘いも知ったら(爆)
・・・・どんな音楽を聴かせてくれるんだろうねぇ。
みんなで村長さんを呼び込もうと考えていたのに、
幸ちゃんがひょいと出てきてしまい、お願いして(笑)
もう1度舞台袖に引っ込んでもらって、MCをやり直したところが
微笑ましかったです。「何て呼んでるんですか?」って、
改めて聞かれると照れちゃうじゃん、ねぇ(ぽりぽり)
そして、すっかりお父さんの目で見ている幸ちゃん。
「見てるほうが楽しいから」と独自のスタイルとアレンジで
ギターを弾き歌う2人を、遠くから見守っている感じでした。
あの2人の「メリーアン」を、桜井さんに聴かせたかった
そして一緒に歌っているところを見てみたい(笑)

今年に入って3回も観る機会があった 平川地一丁目。
(3月のbay-fmイベント、NHK「Music Japan」の公録とフォーク村)
幸ちゃんは解散する経緯や2人の気持ちを承知している上で、
「もったいない」「川越の路上でやってたらスカウトしに行くから」
と、本当に心の底からそう言っていました。どうして川越なのか謎だけど(笑)
「歌はうまいしギターも弾けるし、ルックスはいいしむきむきだし(笑)」
高校で格闘技をやっていた直次郎くんの二の腕に、
興味津々な幸ちゃんであった。彼はタレント性抜群だもんな。
幸ちゃんの二の腕だって、女子はめろめろなんだけどな(笑)
若いからシャワーを浴びても水が弾くよね…と、
さださんまでつっこんでくるところがおもしろかったなぁ。

友情出演じゃなく呼んでほしかったという、森山直太朗さん。
森山さんが登場した後も、話が弾んでなかなか引っ込まない
さださんに「もう引っ込んでください」と突っ込めるのは、
自分だけだと言っていた(笑)。森山さんが登場した時点で、
スクリプト、セットリストどおりに進めても、終演が22:30になる
ということが判明。さださんがいつもの調子でしゃべったら・・・
と、会場じゅうのお客さんがどきっとした瞬間でした。さて
お母さんは何度かお見かけしていますが、息子さんは初めて。
「さくら(独唱)」を歌い始めた時、客席の意識の方向ががっ!
っと森山さんに向いて、ものすごい集中力で聴いているなぁという
一瞬空気が変わったような感じがした。歌の力ってすごい。
幸ちゃんとのセッションは、エンケンさんの「カレーライス」。
森山さんの声質も歌い方も、この曲にぴったりだった!
幸ちゃんの歌う「カレーライス」を聴くのも久々でうれしい。
さださん、幸ちゃんとのセッション「掌」もとてもよかったです。

そしてようやく さださんメインのコーナーへ。
メンバーの吉田さんが有給休暇をつかって実現した
グレープ再結成。さださんソロだって感激なのに、グレープまで。
アマチュアで活動もちょこちょこされているという吉田さんですが、
ものすごーく緊張していて汗を拭き拭き、大きく息をつきながら
一生懸命演奏されていました。「若い頃は細い声だったから、
吉田さんの太い声と合わなかった」けど、年を重ねて
さださんの声が太くなったことで、合うようになってきたとのこと。
吉田さんは「2曲が限界」ということで、「精霊流し」「殺風景」
を演奏後に袖に引っ込んだのですが、そう紹介されていないのに
吉田さんの足は袖に向かっていた、その背中に哀愁が・・・
さださんのライブはMCの長さが有名ですが、この日は
開場がおして開演もおして全体が巻き巻き状態だったので、
次に歌う曲についての説明をメインに短めMCでした。
印象的だったのは、「秋桜」のタイトル決めの話と百恵秘話。
グレープ、さださんのソロ曲含めて、今日聴けてよかった~と
涙したのは「檸檬」!! なんとなく予想していたけどうれしかった!
御茶ノ水を通るたびに、この曲が浮かぶくらい好きなのです。
上京したての頃は、中央線も総武線もアルミ車輛じゃなくて、
車輛全体がオレンジと黄色に塗られて、歌どおりだったのだ。
歌に出てくる風景を再現しようとためす人が続出して、
聖橋下の神田川にレモンがたくさん浮かんだのは嘘か真か(笑
でもさださんが警察官に「おたくのせいで…」と注意されたんなら
結構な量だったんでしょうねぇ。私もやってみたかったなぁ(ぼそ)
そらで歌えるほど子供のころに聴きこんでいた「檸檬」ですが、
大人になってあらためて歌詞をなぞってみると、さださんの作品は
非常に映像的というか、映画のような世界観をもっているなぁと。
「檸檬」に限らず、どの曲も耳に入ってくる詞をなぞっていると
ぱぁ~っと映像が浮かんでくるんですよね。不思議だなぁ~。
そして本編最後が、あの「まほろば」!!!!!!!!!
前日、前々日とかなりハードな高見沢さんの歌う「まほろば」を
聴いた後に、本家本元の生歌を聴けるなんて~と感涙でした。
10月に発売される さださんのトリビュートアルバム用に、
高見沢さんソロVer.よりもおとなしめのアレンジで、
すでにレコーディング済みらしいのですが、幸ちゃんはさださんに
「僕は♪じゃーん♪じゃーん♪じゃーん(の3コード)しか弾いてないですよ」
と言っていました。どんな仕上がりなんでしょうねぇ(笑)。
さださんはご自身のことを、自分の音楽はロック、しかも
プログレッシブロックなんだと言われていました。ほほぉ。
確かに本家の「まほろば」を聴いていると、なるほど~と思わなくもなく。
フォーク村明けのKトラで、さっそくプログレ講座をやってました。
でもアレンジは違えど、やっぱり魂が叫んでいるような歌でした。

アンコールは、急遽 きくちPも聴きたかったという「朝刊」を。
急に言われたので、さださんもちょっと不安げでしたがそこはプロ。
ラストは出演者全員で、さださんの「案山子」を歌いました。
ピースと平川地一丁目の4人をセッションさせたいと、
かねがね言っていた坂崎とうさんは、感無量という表情。
うれしそうにうんうんとうなづきつつ「案山子」を歌っている姿に、
ちょっとうるっとした私でした。よかったねぇ、幸ちゃん。
実はさださんと演奏するのは初めてだったという幸ちゃんは、
最初は緊張してる?って感じだったけど、後半はイケイケ。
さださんの大人な懐の深さに、すっぽりはまってた感じ。
さらに さださんにいっぱい褒められたし、よかったね幸ちゃん♪

で結局、終わったのは22:50頃。終電までいかなかったけど、
さすがにここはお台場。途中で席を立つ方がちらほらと・・・
さださんが「みんな大人なんだから自分で判断して」
「途中で席を立ってもいいですよ」って、さださんも大人です。
この一言に泣けました。言えないですよねぇ、なかなか。
でも「普通にやっても22:30」と言われた時点で、
さださんがしゃべり倒して絶対に終電だと思い覚悟していたので、
あれ?まだ23:00前なんだ~と。何かが麻痺してます(笑)
ただ 初日から23:00ということは、この後2日間はどうなるの?
とちょっと不安に思いながら、家路へと急いだのでありました。

家路とか書いたけど、そのまま「(幸之助)ばかの会」に突入。
えーっとあの店のラストオーダーは・・・あの店は~?と、
予想以上に遅かった終演時間に、会場セレクトが大変だった
ってことを、来年の参考に書きとめておこうと思います(笑)

楽しかったなぁ さださん。
ずーっとライブに行ってみたかったけど、
私のような中途半端もんが行ってもいいのだろうかと…
やっぱり本格的なMCを聴くためにも、1度行ってみようかな。

↓擦り切れるまで聴いた 実家にある2枚のアルバム
 今CDを買おうかどうか迷っていますぅー ほほ


風見鶏

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  • アーティスト: さだまさし
  • メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD



私花集〈アンソロジイ〉

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ひら

さださんと坂崎さんのコラボ・・・10月のBSの放送がむちゃくちゃ楽しみであります♪
実は私も従姉やなんかの影響で小学生の頃からさださんのアルバムを聴いてましてね。。。
「風のおもかげ」辺りまで聴き倒しておりました。
今思えばませにませた小学生だったんですよねぇ。
殺風景だの朝刊だの案山子だの、セットリストに釘付けでしたわ。
私も久しぶりにさださんのアルバム買って聴こうかしらん。。。
by ひら (2008-08-24 16:26) 

とんぼ

>ひらさん
BSフジのあとに、放送日は未定ですが
スカパーの方でも放送があるそうですよ。
どの曲も素敵だったので、どの部分が
オンエアにのるのかなぁ・・・とドキドキです。
(と言っても、うちは見れないんだけど・涙)
私もませた小学生だったのね、って感じ。
レコード盤しか持っていないから、
やっぱりCDを買い直そうかなぁ~
となりで「買っちゃえ」コールも聞こえてくることだし(笑)
by とんぼ (2008-08-25 01:09) 

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