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ピース。 [幸之助ばか日記]

週末の渋谷C.C.Lemonホールにて、
何よりもインパクトがあったのは・・・

   夏木マリさんから「坂崎幸之助様」宛に届いていた
   真っ赤な花だったかも・・・あのインパクトはすごかった(ぼそ)

という訳で、渋谷C.C.Lemonホールで行われた
和幸(かずこう・加藤和彦×坂崎幸之助)のツアーファイナル公演に行ってきました。
夢の中にいたような感じでしたよ・・・って去年も書いていましたが(笑)

いやー もー 次から次へと素敵なギターが
続々と登場して、これでもかーこれでもかーと(笑)
ご本人たちもライブMCで話されていましたが、
”ギターエンゲル係数”が非常に高いライブで、
素敵なギターが登場するたびに、ありがたやありがたやと
心の中で拝んでおりました。そんな中ちゃっかりTSKのガットも登場(ぼそ)
って、いかにもギター業界に詳しそうな書き方ですが、
幸ちゃん歴がそこそこ長くなると、あれこれ見聞きしたり
お勉強したり 夫に教わったりするじゃないですか、
その程度の知識でも、うぉーうぉーうぉーって感じ。
うぉーといえば、1968年のD-45が出てきた時は、
斜め後ろのおじさんがうぉー!と声上げてましたよ。
おじさん、それまでおとなしく見てたのに(笑)。
加藤さんのD-45初購入昔ばなしなど、MCも話題満載。
さらに戦前につくられたD-45の音に触れる機会なんて、
一生にあるかないかって感じのプレミアム度でしょ?
ギターに詳しくない私がこれだけ楽しめたのですから、
その筋の方々やギター好きの皆々様にとっては、
たまらないライブだったのではないでしょうかねぇ。

ビンテージギターの音を聴けたことも幸せでしたが、
マーティンの和幸シグネチャーモデルで弾いた「いのち」の、
最後の最後に出したぽろんって音が一番うわっ☆と思いました。
これまでも2人がそれぞれのシグネチャーモデルを持って
弾いているところを観たり聴いたりしたことはあったのですが、
改めて がっつり腰を据えて聴くと、すごさが際立つというか
もちろん どのギターもどの演奏もため息が出るほど素敵で
全編に渡ってそういう感じだったのですが、あの曲の
最後の1音の響きに、はぁぁぁ参りましたーって感じでした(笑)

和幸ライブを幸之助ばか的視点から振り返ると、
エレキな幸ちゃんは避けては通れないと思うのですが、
幸ちゃんのパフォーマンスがあまりにも自然で、
昨年以上に気負った部分がないというか、
エレキもからだの一部ですって感じだったので、
和幸を見慣れたからとかそういうんじゃなくて、
私も自然というか、ニュートラルな感じで観ていたかな。
そういう幸ちゃんも、そういう自分もおもしろかった(笑)
 でも来週はばか炸裂しちゃうと思うんだな、これが
 どこがどう違うのかは、長くなるのでまたの機会に

ハーゲンダッツ新商品ブルーベリーチーズケーキは、ふつうって感じ。という感じの私だったので、
ばかの会でも発言は少なめ でした
ニュートラルとか書きましたが、
ステージから生み出されている音や
これでもかー!というギターたちに
溺れてあっぷあっぷだったのかも。
胸がいっぱいでへろへろでした(笑)
あ、ちなみに2次会飲みの締めは、
みんなでアイスクリームだったよ。

加藤さん渾身の「君が代」~「自由への長い旅」の流れで、
漢字一文字が書いてあるパネルが、いくつか降りてきた演出。
あの演出は、私にとって目からウロコでした。すごいね、和幸。

今回のライブに向け発売されたアルバム「ひっぴいえんど」ですが、
実は私、ライブを観るまで、いまひとつぴんときていませんでした。
もちろんアルバムコンセプトや、2人がしかけた企み(笑)のいくつかに
にやっとしたり爆笑したりと、それなりに楽しんでいたのですが、どこか
ぴんとこないというか、心に引っかかってこない感じだったのです。
でもあのパネルたちを見ていたら、突然合点がいった感じ(笑)。
抱えていたばらばらのピースが、やっと組み合ったようでした。
大きな演出はあそこだけだったのに、あの影響はすごかったー。
ピースが揃ったことで、今まで見えていなかったのものが見え、
その瞬間「あーもう1回このライブ観たいな」と思ったけど、
私が観たのはツアーファイナル(笑) 時すでに遅しなのでした。

しかし 同じ会場であのライブを観ていた高見沢さんは、
どんなことを思って、どんなことを感じたんだろうなぁ。

でも 頭の中では、いまだにサンバが鳴り響いていますよ(苦笑)
「ボサッパライ」(「帰ってきたヨッパライ」のボサノバ版)よりも、
よっぽどインパクトがありますよ・・・「あのすば」サンバ版!!
もう1回聴きたいけど、2人じゃ無理なんだなぁ・・・サンバ。
あのメンバーがそろわないと、あの空気感は出せないんだよ。

また和幸・・・・やってほしいです。
あんなにラブラブなんだもん(笑)、きっとやるよね。
いつかまた会える その日を楽しみにしましょう。




って書いて、ちび文字は書かないつもりだったのですが、やっぱり散文ちっくでも書いておかないと忘れちゃうってことで。これ以降はひとことメモがき。前回以上に2人の声質を似せることにこだわり、今回のアルバムは似た声質を武器にしあげた感じ。2人は声や音楽的部分に限らず、お互いに似ていたり、近いところがあるような気がするし、だからこそ惹かれあってるんじゃないかと思う。アレンジやイメージで歌い方、声質を変える幸ちゃん。でも「あたし元気になれ」の単独ボーカル部分の歌い方が、自分的に「ん?」という感じで気になり納得がいかず(え?・爆)悶々としていたのだが、帰宅して録画していた「ミュージックフェア」を見たら同じトーン・ピッチで歌っていたので、意図的にそう歌ってるんだなぁとガッテン。なんとなくCDだともう少し明るめに聴こえていたから・・・改めて聴きなおそっと。客層はかなり高め。反応もかなり高め。ライブというより演奏会ちっくな雰囲気。肩を組んで現れた和幸が外タレみたいでかっこよかった。2人の雰囲気も前回ライブ以上に「同志」という感じがしていいなぁと思った。もちろん2人の間にLoveがある(爆)。「もしも~」は68年でDチューニング1音あげ、「カレーライス」は41年でドロップD。ぶおんぶおん言ってた。久々に幸ちゃんがダヴを持っているところを見た。んで久々に聴いたら、こんなにいい音だったっけ?とビックリした。ライブの最中から、いつ観たんだっけ?と記憶を掘り起こしているけど、まだ発掘できていない。なんとなくkayokoとセッションしたときに、「あー僕も一緒だー」とダヴを見せっこしたような気がする。kayokoじゃないにしても、相手は女子だったような・・・でも相手が女子となると限られるね、記憶あやしいかな(笑)。「OHAYOU 」の6弦バンジョーは加藤さん所有、幸ちゃん演奏。ポール・サイモンが持ってるのを見て買ったけど、これまで使う機会がなかった→陽の目をあびてよかったよかった。今回のゲスト・大野真澄さんに(お礼に)「これはどうですか?」と(爆)。ボーカルさんは素敵なギターが登場するたびに、「それでいいよ。」とつっこんでいた。そんなボーカルさんは大活躍。まさか1曲目から、そちらにいらっしゃるとは。バックミュージシャンと一緒に(ちょっとワンテンポ遅れて)登場した時には、まさかと思ったけど・・・ご自身のライブもあったのに、コーラスにギターに大活躍でした。なんというかボーカルさんの懐の深さとミュージシャン魂を垣間見た感じ。でも例の(高見沢さんにあげたも同然な・爆)D-45の話、客席で高見沢さんも聞いてたんだね(ぼそ)。そのD-45のかわりに手に入れたギターを使っていたボーカルさん。自らネタを用意(苦笑)。アンコールに「学生街の喫茶店」。加藤さんがコーラスする「学生街~」って貴重すぎ。お客さんも沸いたし、「今日やった曲の中で一番ヒットしている曲」というMCにも笑った(笑)。「和幸は後半に向けてワルになる」。「池にゃ鯉」もっともっとギターバトルが見れるかなぁと思っていたので若干物足りなさを感じたりして・・・さぐりあいで終わった感じがしなくもなく、もう30分ぐらいずっとギターバトルやってもいいのになぁと思ったりして。ホワイトファルコンのネックを、のぞきこんでる加藤さんに爆笑した。爆笑といえば、ラストの”サンバde「あのすば」”。タイやらイギリス、ロシアなど、世界各国連れて行かれたけど、最後にブラジルで締めるとは!血は沸き肉は踊るって感じ。浅草のサンバチームを仕込んでたらどうしようってドキドキだった(爆)。客席もちらちらと立ち上がって、最後は総立ち(ぱっと見)。でも客席のリズムのとりかたは、大半が8ビートだった。そういえばラスト2曲前あたりで、幸ちゃんの表情が一瞬ふっとさみしそうにみえて、あーもしかしてもう終わるんだ~と思ってしみじみした私。あのさみしそうな表情にきゅんとなっていたので、幸ちゃんが楽しそうに笑顔で終わってうれしかった。VIVAサンバ(笑)。「ゴロワーズ~」の口ラッパは、加藤さん担当。「花街~」例のギターソロは幸ちゃん。帰って見た「ミュージックフェア」は、ちょっと複雑そうな表情で弾いているように見えた。加藤さんも。本文↑には「いのち」のギターの音が・・・とか書いているけど、アンサンブルのすごさは滝くん(笑)の「花」。あのアレンジかっこいいし、ギターの音ひとつひとつもたまらなかった。そう、たとえ素敵なギターであろうと、そのギターを奏でる人が素敵じゃないと、素敵な音は生み出されないのだ。それをさらに実感したのが「花」だった。「滝くんにはかなわない」と加藤さん。サンバde「あのすば」のインパクトにやられていたけど、その前に演奏したジャマイカンな「悲しくてやりきれない」も、「サトウハチロー先生が怒っちゃうんじゃないか」というくらいぶっ飛んでいて・・・でもかっこよかったー!ついに念願のチャランゴを手に入れた幸ちゃん。「物々交換で」と言っていたけど、何とかえっこしてもらったかは不明。和幸は2人ともおしゃれさん。ラジオで話していたとおり、アメリカンな感じ。バンダナを身につけろ@Kトラ指令、すっかり忘れてました。ごめんね。幸ちゃんは赤ベースのチェックのネルシャツ。ジーンズの大腿部(サッカー選手が好きだとこういう単語は覚える)にレインボーな布があててあり、今回の和幸の取材記事に履いている赤茶のワークブーツ。インナーは薄いグレーがかった水色地に、ネイティブアメリカンイラスト。加藤さんは「靴下はいてくださいよー」な裸足にヌメ革おしゃれサンダル。この方がペダルを踏みやすいとかなんとか(笑)。裸足に靴と聞いて、やっぱり浮かんだ石田純一(爆)。素敵なアメリカンなデザインのサンダルが、どこまでもおしゃれな加藤さん。バックのメンバーもアメリカンを意識している感じ。でもアメリカ人はひとりだけのバックミュージシャンなのだった。アコーディオンはローランド。幸ちゃんはVOXのアンプ、加藤さんは年代もののフェンダーのアンプ2台。ミュージックフェアは1台。ウクレレ10万弱のアウワー(our)ブームは過ぎ去ったらしい。「残ったのは膨大な量のウクレレ(笑)」1台ください(爆)。あにょはせよ。オーバーオール、右肩にピースマーク、左肩にはにこちゃんピース。あなたの名前なんていうの。魚屋のおっちゃんは、かと思った(笑)。こっそりゲバ文字。「もう1回やり直しましょう」。「君が代」ギター渾身のギターソロ終わり、左胸に手。加藤さんの毒。幸ちゃんの毒。日の丸→ピースマーク。電通博報堂。アンコールは、ピースマークのおそろいTシャツ。和幸2人はちびTか?袖・首まわり。ボーカルさんはいつもノーマル袖(ex.フォーク村)。さわやかな白地にオレンジっぽい赤?グッズにあらず。左にピースマーク、右に赤地のにこちゃんピース。加藤さんもピースマーク、確か黒地に白@左。とりあえず思い出した分、後で整理・・・できるかな(笑)。
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あられ☆

やっぱり、とんぼさんのちび文字エッセイはいいな。
ありがとう、って感じです。

by あられ☆ (2009-03-02 23:16) 

とんぼ

>あられ☆さん
こちらこそ、このようなつたない文章を・・・
文章として成立していない文章を(笑)
読んでいただいてありがとうございます!

by とんぼ (2009-03-03 00:57) 

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